もくじ
パニック障害の人との接し方
私がパニック障害になったのは3年半前の寒い冬の夜でした。
ある日突然呼吸ができなくなり、冷や汗や震えがとまらなくなり、めまいがして、
『これはマジで死ぬやつだな。。。』
とあせり、救急車を呼び病院に搬送されました。
搬送された病院では検査を受けてもどこも異常がないと言われ、適当に処置をされ、点滴を受けて、発作が治まったらすぐに帰ってくださいと、朝になる前に真っ暗の中タクシーで帰りました。
その1週間後、また同じ発作が起き、また同じ病院に救急で行き、適当に処置され、また同じように帰らされました。
そのあと心療内科に行きパニック障害と診断されて、やっと自分のメンタルが追い込まれていることに気付きました。
潰瘍性大腸炎の事もあり、また厄介な内臓の病気かと思っていましたが、全く違うところの心の病という別の面倒な病気に悩まされることになりました。
パニック障害の人に言ってはいけない事
人により違いますし、パニック障害と別の心の病とも違うと思います。
私がパニック障害になって感じた事について書きますので、
すべて正しいとは限りません。間違っていることもあるかもしれませんので、
その点はあしからず。。。
精神疾患の方との接し方
共感を示すこと
精神疾患の人が落ち込んでいるときに、励ましたり、アドバイスしたりしてしまうかもしれませんが、本人はあまり言いたくないかもしれないですし、そっと見守る気持ちでいてほしいです。
本人から言いたいことがあるときは、まずその声に耳を傾けましょう。
『つらかったね。たいへんだったね。』
症状のある方の気持ちに寄り添ってください。
かけてはいけない言葉
- もう少し頑張ろう。やればできるよ! などの励ましのことば
- どうしてそうなったの? なにがあったの? という追及のことば
- 早く良くなって、もう治るでしょ? という回復を急がすことば
- 根性が足りない、気合が足りない、心が弱い などの否定的なことば
以上の事は私があまり言われたくなかった言葉でした。
人によっては、気分転換をしようと無理に連れ出すような声かけも控えてほしい場合もあります。
こういったことばは、その人を追い詰めて、症状をより悪化させるきっかけになりかねません。その人の気持ちに寄り添って共感することが重要です。
どのように声を掛けたらいいかわからない時は、あえて声をかけずに、無言で寄り添うだけでも良いと思います。
私は無言で寄り添ってもらうのが楽で、たまに心の吐け口がほしいときに話せると少し楽になってました。
まわりの方が異変に気付く事が重要
精神疾患の方は自分では気付かないうちに心身の不調を抱えてる場合があります。
実際に、私は自分自身では最初は気付いていなくて、精神疾患だと病院で告げられた時には、そんなことはないだろ。。。と思っていました。
まわりの方がその方の異変に気付くことで、症状が出る前に適切な病院で処置を受けることができ、悪化を防ぐこともできます。
- 睡眠障害 (なかなか寝付けない、夜中何度も目を覚ますetc.)
- 疲労がとれない、ずっと疲れ切っている
- 何に対してもやる気がでない、興味がない
- 食欲がなくなる 食べ物に興味がなくなる
- 食欲が増加して食べることが異常に多くなる
- ため息ばかりついている
- 表情が暗くなった
- 落ち込んでいる
- 急にミスが多くなった。いつもと違うミスをするようになった
- 何かに追われているように見える
- 消えてしまいたいなどと言うようになる
以上のように体の不調や気持ちが不安定な様子、急な行動の変化がみられた場合は注意しましょう。
私は特に酷かったのが睡眠障害で、疲れて疲れて休みたいのになぜか寝れない日々が続いていました。
この症状は、潰瘍性大腸炎になる前も似ていましたし、パニック障害の前にもありました。
ただ、自分では気付いていなかったので、突然苦しくなったと思いました。
おそらく、どちらの病気になる前もなんらかの予兆はあったのかと思いますが、一人暮らしをしていた当時の私には誰にも気付いてもらえませんでした。
母親に電話をして、母親が何かいつもと違うな?とは思っていたみたいですが、離れて暮らしているし、実際に会っているわけでもなかったので、心配をするぐらいしかできなかったのだと思います。
もしも、まわりの方に以上のような言動をとっている方、自分で気付いている方は心療内科や精神科に行って医師に相談することを強く勧めます。
パニック障害の原因とは何だろうか書いています ↓
https://uluka-blog.com/panic-disorder/causes-of-panic-disorder/
ストレスとの付き合い方について書いています ↓
https://uluka-blog.com/uc/how-to-deal-well-with-stress/
まだの方はぜひ読んでくださいね。
今回は精神疾患、パニック障害の方との接し方について書きました。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
今日一日無事に過ごせたことに感謝です。