自分が潰瘍性大腸炎という事を忘れている時間を作る

自分が潰瘍性大腸炎という事を忘れている時間を作る

潰瘍性大腸炎(UC)になってお腹の事ばかり気にして過ごされている方も多いと思います。
私もおなかの調子が落ち着くまでの2年近くは今の生活よりも気を遣って、大丈夫だろうと思っていても気にして食べないようにすることもありました。
ただ、そんな生活ばかりしてますとストレスが溜まってしまって辛いです。

今は寛解になり、ストレスによって腹痛になる事や、調子に乗って暴飲暴食をしてしまった時は、数時間後にお腹が痛くなることもありますが、基本的には平日は仕事に支障がないように、毎日安定してお腹の調子が保てるものを意識して食べています。

休日は可能な限り食べたいものを食べようとそれを楽しみに送っています。

私のストレス発散方法

私の場合ですが、ストレスを知らない間に感じてしまってお腹を下すことがあります。ですので、なるべく趣味など自分のしたいことは休日に没頭できるようにしています。

体調の悪い時はおとなしく家であたたかくして過ごしていますが、調子のよい時間がそれなりに長く安定してる時は旅行に出かけたりして、日頃のストレスを発散するようにしています。

私は海外に滞在していたことや、バックパッカーをしていたことがあるので、海外旅行がとても好きですが、今はコロナの影響により海外に渡航することができません。

ただ、国内旅行も実はとても好きで47都道府県は全て行った事がありますし、まだまだ行きたい日本国内の場所はたくさんあります。

先日にはずっと行きたかった鹿児島県の屋久島に行くこともできました。

屋久島に滞在していた3日間は、お腹が痛くなることもなく、体調不良になる事もなかったので、食後に薬を飲んでいるとき以外は自分が潰瘍性大腸炎やパニック障害であることを忘れさせてくれました。

縄文杉を見るために片道6時間以上、往復で約12時間のトレッキングも無事に行くことができ、持病を持ってからは無理かなと思っていた縄文杉を見ることもできましたので、ここまでできるようになったのだととても喜ばしく思いました。

久しぶりに背負った私の長年の相棒のバックパックも久しぶりに使うことができ、本当に頑張ってきてよかったと心底思いました。

現実逃避も悪くない

いつもは仕事でのストレスもありますし、病気の事を理解してもらえず、心ない事を言う職場の人もいますので、精神的にも疲れ切っている時もあります。
しかし、理解をしてもらうのは本当に難しいことで、1%でもわかってもらえたらラッキーだと思うぐらいにいないと、自分のメンタルはもちません。

現実逃避の為に知らない街へ行くのは、私にとってはとても精神安定的にも重要な事です。

出会う人は誰も私の病気の事を知らないですし、見た目では持病がある事はわからないので、いつも偏見で見られている日常とは違ってとても気分が楽でした。

もちろんトイレが近くにあるかどうかなどは、なるべく事前に調べたり、行けるときに行っておいたり、夕食以外はなるべくお腹に負担にならないものを食べておこうと思ったりしましたが、それでも普段の日常ほどではなかったです。

一人で行く旅行では、誰かに迷惑を掛けることもないので、気兼ねに好きなところへ行き、好きなだけ時間を使う事ができます。

もし旅行が趣味で、身体が安定してきているのであれば、気晴らしにふらっとどこかへ行ってみるのも気分転換にいい影響を及ぼすかもしれないのでどうでしょうか?

もちろん、寛解期で影響がない所まで回復してからの話ですが、たまには潰瘍性大腸炎であることを忘れる機会もあってもいいかなと思いました。

外出時のトイレの不安について 

https://uluka-blog.com/uc/washroom-problem/

私にとっての休日の価値 

https://uluka-blog.com/other/holiday-value/

まだの方はぜひ読んでくださいね。


ここまでお読みいただきましてありがとうございました。