潰瘍性大腸炎で怠けていると思われる

潰瘍性大腸炎で怠けていると思われる

潰瘍性大腸炎(UC)はとても誤解をされやすい病気です。

見た目にわからないので、何が大変かがわからない。
難病というと寝たきりで働けたりしないというイメージを持たれている事が多く、動くことができるので別に普通なんだと思われたりします。

まだまだ難病について理解されていないため、本人が無理を続けている現状があります。

健康な方々に理解されないのは仕方ないことかもしれないですが、ほんの少しでも興味や関心を持っていただけたら、少しは精神的にも楽になるのかなと思う時もあります。

潰瘍性大腸炎の患者は見えないところで苦労している 

https://uluka-blog.com/uc/uc/

病気になったあなたが悪い

病気の実態も知らない上司や同僚から冷たい目でみられてしまうことがあります。
周囲の人からは、
『病気になったあなたが悪い』
と思っている方が多いと思われます。

突然発症した病気に対して原因もわからず、自分でも対処の方法がわからなくてもそうのように言われてしまいます。

私の場合は、お酒も飲まないですし、タバコも吸わないですし、料理も得意なので健康面に気を付けながら自炊もしてましたし、スポーツジムに行って平日は毎晩運動もしていました。
それにもかかわらず潰瘍性大腸炎は突然発症してしまいました。

ここまでやっていても病気になってしまったので、自分ではこれ以上の事は何が私生活で原因なのかわからない状態でした。

他の上司や同僚のように私生活が悪い人よりも健康的な生活をしていたのに、私生活が悪いなど言われてしますと私もどうしたらよかったのか困惑しました。

病気に甘えているだけでしょ

IBD患者の中には、職場や学校で体調が優れないときに
『怠けている』
『病気に甘えている』

といった心ない言葉を掛けられた経験を持つ方も少なくありません。

私も最近でも上司から面談の際に、
『障害者でもないのにただたんに甘えているだけだ』
と言われたばかりです。

それもあり正直今は仕事に行くのも少し憂鬱な気分でもあります。

しかし、これから先もこのような言葉を言ってくる人は数多くいると思うので、自分の精神面を強くして、耐え抜くしかないのかと思っています。

当事者にしかわからないことはどうしてもあります。

私はSNSなどで同じ病気の人達と連絡を取り合い、情報交換をしたり、他の期間に相談したり、心療内科の医師に相談をして、今は辛くてもなるべく前向きに生きようとしています。


薬の副作用で辛い時もある

私は副作用が人よりも出やすい体質と検査をして発覚しました。
今飲んでいる薬も身体が怠く感じるときもあります。
それでも、職場の人にそのようなことを言っても、

『薬のせいにするな』
『私はそんな経験ないから大げさに言ってるだけでしょ』
『しんどいと思ってるからしんどいだけ』
『根性が足りてないだけでしょ』


このように言われてしまうので、なにも言わないようにしています。

何も言わなかったら言わなかったで、病気はもう治っているから問題ないだろうと判断されてしまい、体調不良で休みたくなったり、早退が必要になったときはは、それはそれで冷たい対応をとられてしまいます。

メンタル面でもしっかりしないと

今は以前みたいに一日何十回もトイレに駆け込むという事はなくなったので、職場復帰もしていますが、病気は治ったわけではなく、軽度になったり、悪くなったりも今後もしていくと思います。

この病気からは逃れることはできないので、自分自身も強くならないと、大腸もメンタルもやられてしまいます。

本当にしつこくてやっかいな病気ですが、これからも自分の生活をしっかり持てるように色々と試したり挑戦して、頑張り過ぎない程度にやっていきます。

潰瘍性大腸炎は人により症状が違う 

https://uluka-blog.com/uc/uc-many-symptoms/

まだの方はぜひ読んでくださいね。



ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

今日一日耐えた自分に感謝して明日からも乗り切っていきましょう。