もくじ
非定型うつに注意しよう
パニック障害は非定型うつ病という激しい気分の落ち込みを伴ううつ病を併発することもあり、日常生活の質の低下を引き起こしてしまったり、病気のさらなる悪化につながったりします。
パニック障害と非定型うつを併発しますとかなり厄介になります。
パニック障害だけであれば、パニック発作をうまく薬や自分の意思でコントロールすることで、症状を改善させることができますが、うつ病になってしまいますと気分が落ち込み自分を責めたりして苦しむようになってしまいコントロールすることもさらに難しくなります。
パニック障害の人が併発しやすい非定型うつ病は、気分の浮き沈みが激しく、誰かに褒められたり、いいことがありますと気分が高まり明るく元気にふるまうことができますが、少しでも嫌な事がありますと激しく落ち込んでしまい、体が鉛のように重くなったり、眠気が酷くなったり、引きこもりがちになったり、と事情も知らない周りから見ますと、自己中心的で自分の都合だけ考えていると誤解されてしまいます。
私もパニック障害になり、仕事を休職しないといけないようになりました。
復職してまもなくして、ただでさえ復職で仕事に行くのも大変なのに、勤務先も異動により変わってしまったので、新しい仕事を覚えなければならなかったですし、他の人と同じようなペースでは新しく仕事を覚える事ができませんでした。
はたから見ると持病があるように見えないので、ただたんに能力がないのでできないと思われ、それにより私自身も何もできない自分が嫌になり自分を責めるようになりました。
非定型うつの落ち込む方だけのような感じでした。
ただ、私はパニック障害のほかに難病の潰瘍性大腸炎も患っていることもありますし、生きる事に関してはかなり執着していますので、自殺とか自傷といったことはしようとは思いませんでした。
仕事のできない自分をたくさん精神的に責めて、でも、パニック発作の苦しい思いはしたくないのであまり深く物事を考えずに過ごすようにして、とりあえずは乗り切る事ができた感じです。
パニック障害の原因を考える ↓
https://uluka-blog.com/causes-of-panic-disorder/
うつ病やパニック障害の睡眠と食事 ↓
うるかのトウミ
では、非定型うつ病とうつ病との違いは何なのでしょうか?
非定型うつ病の症状
- 好きな事や楽しいことには元気になる。
- 気分の浮き沈みが激しい。
- 他人の言動に敏感になる。
- イライラして落ち着かない。
- 疲労感が強くて体が鉛のように重く感じる。
- 過食になる。
- 夕方から夜にかけて憂うつになる傾向が多い。
- いくら寝てもずっと眠い。 etc.
主な症状として以上のパターンが多いみたいです。
うつ病の症状
- どんなことに対してもやる気や興味を失う。
- 常に落ち込んでいる。
- 集中力がなくなる。
- 自分を責める気持ちが強い。
- 寝つきが悪く、朝の目覚めも早くスッキリしない。
- 食欲は低下し体重も減少する。
- 朝から午前中に最も憂うつになる傾向が多い
- 倦怠感が強い。 etc.
主な症状として以上のパターンが多いみたいです。
非定型うつ病を悪化させる要因
非定型うつ病を悪化させる要因としては、昼夜の逆転の生活、過食、インターネット依存などが考えられます。
健康を害してストレスを受けやすい状態になってしまってます。
飲酒や喫煙、カフェインを多く含むものなどは、不安感を強めてしまうのでできるだけ避けるようにしましょう。
まとめ
非定型うつ病はうつ病とはまた違う症状の為、ただの気分による甘えだと思われる事もあります。
パニック障害とうつ病を併発しますと、自殺を考えたりすることもありとても怖いです。
パニック障害と非定型うつ病を併発しても、浮き沈みが激しくなり、コントロールするのも大変です。
私のように非定型うつ病だと診断されても、うつ病の要素も含まれた落ち込むだけという事もあります。
ただ私はとても強く生きたいと思っているので自殺や自傷行為などはしようと思った事はありません。
人によって様々な症状が出て違いますが、自分でも少しでも様子が変だな、または周りからそのように指摘された時は、心療内科等を早めに受診するようにしましょう。
私を悩ませた不眠症について ↓
https://uluka-blog.com/insomnia/
なんとなくだるい疲れの原因が知りたい ↓
https://uluka-blog.com/cause-of-tiredness/
まだの方はぜひ読んでください。
うるかのトウミ
ここまでお読みいただきありがとうございました。