もくじ
憂うつな時の無理は禁物
憂うつな時は誰でもあります。
でもそれがどれぐらい深刻な事なのか、自分自身で耐えられるものかどうかは人によって違います。
メンタルが強い人もいれば、そうではない人もいます。
人からあなたはメンタルが強そうね?と言われたとしても本当は弱いことだってありますし、
人からはメンタルが弱いようにみられがちだけど、実はみえてる以上に強い人だっています。
私はメンタルが弱そうだねと言われることが多く、その通りメンタルが弱い人間です。
メンタルが弱いからパニック障害になったとは一概に言えないですが、大きな要因だったと思います。
人は時には自分で背負い込むには重すぎる悩みを抱えることもあります。
私の場合はパニック障害になったきっかけは、自分が国の指定難病の潰瘍性大腸炎になった事。
もちろんこの病気になった事でショックは大きかったですが、痛みや治療で生きていくことに精一杯になっていたので、その時はまだギリギリ耐えれていたと思います。
一番の転機は潰瘍性大腸炎によって入院や自宅療養などを一年間したために会社を休職し、仕事復帰をしたときに自分が以前みたいに体力がなかったり、薬の影響もあり体調が優れない時や周りからどう思われているか考える事が多くなったり、見た目ではなかなか見えない病気なので誤解もされることがありました。
体調が優れない時に電車の優先座席に座ったり、急にお腹が痛くなり多目的トイレを使わないといけないときなどに周りからの視線が気になったり、こそこそ言われる事もありました。
仕事に復帰して、普通の生活をしていますと自分が思っているよりもできないことや制限がありそれに悩み、私はある日パニック発作を起こし救急で運ばれました。
職場復帰であせらない ↓
うるかのトウミ
パニック障害と付き合いながらの生活
生活習慣を見直す
睡眠や食生活など生活のリズムが乱れてしまいますと心身の疲れとなります。
心身の疲れは不安や恐怖などのマイナスな事に対する心の抵抗力の低下を招いてしまいます。
忙しいや気が沈んで食欲がないときなどは栄養バランスの良い食事を摂れていない事が多くなりがちですし、十分な睡眠も摂れていない事も多いです。
特に十分な睡眠は脳の状態がリフレッシュされるので、寝る前には悩みや不安を感じていたのに、睡眠をしっかりとって起きると気持ちが楽になるということもあります。しっかりとした睡眠を心がけるようにしましょう。
私を悩ませた不眠症について ↓
https://uluka-blog.com/insomnia/
眠気がとれない時の対処 ↓
うるかのトウミ
リラックスをする方法をみつける
パニック障害はストレスによる影響が非常に大きいです。
ストレスはパニック障害の発症のきっかけにもなりますし、症状を悪化させたりパニック発作を起こす引き金になることもあります。
不安や恐怖を感じてしまうと、無意識なうちに体の様々なところに無駄に力が入ってしまい、呼吸が浅く早くなったりします。呼吸を深くゆっくりとすると、動悸などの身体症状を和らぐようになります。
発作を完全に抑えることは難しいですが、何か自分なりのリラックス方法をみつけて、ストレスをなるべく軽減させることを意識するのも大事です。
自分が好きな事を知ってみる ↓
うるかのトウミ
休む勇気をもつ
心身の調子が悪い時は、思い切って休むようにしましょう。
調子が悪い時に無理をしてしまうと、状態の悪化や本来よりも回復に時間がかかるようになります。
他の方に迷惑がかかるから休めないと思う気持ちもわかりますが、体調の悪い時期が長引いて、本来できていたパフォーマンスができないことによる悪影響の方がさらに迷惑がかかる可能性もあります。
しっかりと休む勇気を持つことは大事です。
周りの理解を得る
精神疾患に理解を得ることは非常に難しい問題です。
企業によっては、職場で上司と面談による相談ができたり、産業医との面談の機会があったりと働きやすいところもありますが、それでもまだ多くの場所では理解を得ることができないことが多いです。
パニック障害などは名前はよく知られていますが、実際にパニックになって大慌てをする病気と思われていることもありますし、外見上はまったく病気を患っているように見えない場合は周りの人と同じと思われてしまい、自分の精神に大きく負担がかかることもあります。
思っているよりも周りの方はあなたの事を何も思っていないなんてこともよくあります。
非常にデリケートなところではありますが、自分が話しやすいと思う方にだけ相談してみるというのもいいと思います。一人だけでも自分の味方になってくれる人がいますと精神的にはとても楽になります。
他人は自分が思っているほど気にしていない ↓
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自分にも他人にも期待しすぎない大切さ ↓
うるかのトウミ
まとめ
- 生活習慣を見直す
- リラックスをする方法をみつける
- 休む勇気を持つ
- 周りの理解を得る
以上の事を少しでもできるようにしていくと無理をせずに少しずつ体調も改善されていくでしょう。
やはり睡眠が非常に大事な効果があると私は実感しましたし、私の心療内科の主治医はご飯を食べるよりも寝ることの方が大事だと言っているぐらいです。
ごはんを食べることも大事なのでそれぐらい睡眠と言うものは大事で、睡眠を甘く見てはいけないという事を言いたいのだと思います。
憂うつな気持ちを完全に取り除く事は難しいですが、まずは睡眠時間の確保からはじめてみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました。