みなさんはパニック障害ってご存じですか?
病気の事は詳しくわからなくても名前だけでも聞いたことある方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
芸能人など有名な方もこの病気で苦しんでいる方々も多くいらっしゃいますよね。
私自身も3年ほど前にパニック発作を起こして救急で病院に行った経験があります。
今回はこのパニック障害について書きたいと思います。
もくじ
パニック障害ってなんだろう
このような症状が起きます。
パニック症は不安症の分類の一つで、近年用いられるようになった病名です。
大きく3つの症状があるといわれています。
パニック発作
突然理由もなく思いがけない時に、動機や息切れ、発汗、手足の震えといった強い不安を伴う症状。死ぬのではないかと錯覚するほどの呼吸が吸えてない感覚になる事もあります。
予期不安
パニック発作がまた起きるのではという大きな不安からくる症状
回避行動
一度発作を起こしたところや、発作が起こりそうな場所や状況をさけ、広場恐怖を感じるようになる。
このようなことが毎回起こったり考えたりしていると、外出や仕事など普段の生活に支障をきたすようになってしまいます。治療が不十分で病気が進行してしまうと、うつ病やうつ状態になる恐れもあります。死にそうな苦痛を感じ救急車で搬送されることも多いが、パニック障害で死亡することはないです。原因はあきらかになっていないが、環境や心理的な原因のほかに脳機能の異常も関わっているといわれています。早期治療により回復もできるといわれています。
私の症状が起きた当時。
もともと私は潰瘍性大腸炎という持病があり、パニック発作になる1年半前ぐらいから患ってました。その後は、持病の方は順調に回復し、休職していた仕事にも無事に復職できまして、半年以上過ぎたある日の夜に突然症状が起きました。
本当にいつもと変わらない一日を過ごしていましたが、スマホを触っていたら急に突然呼吸ができなくなっていまいました。いつもの呼吸ではうまく酸素が入ってこない感覚です。
(もしスキューバーダイビングをされた方がいらっしゃったら、水中でボンベのバルブを閉めた時に少しずつ呼吸できなくなりますよね?そんな感じに近かったです。)
呼吸ができない。これはやばいかも。。。
私は慌ててとりあえずこのままだと自分は死ぬと思って、救急に電話しました。
(ちなみに私は慌てすぎて110番して警察に電話してしまいました。警察の方が消防に連絡をしてくださったみたいで、そのあと消防から私の携帯にすぐ折り返しの電話が来ました。ご迷惑をお掛けしました。ただそれぐらい焦ってました、)
私はそのまま救急搬送されまして、酸素マスクをつけていても、呼吸ができないと訴えましたが、看護師からは呼吸量も足りてるし問題ないですよ!と言われ続けました。私的には全然うまく呼吸できている感覚はなかったです。
そのあと、点滴を受けて2時間ほどしたら症状が治まってきました。
レントゲンなど他の箇所も調べてもらい、どこも異常はなかったので、一度心療内科を受診されてはどうかと言われまして、その日は朝になる前にタクシーで帰宅しました。後日心療内科で診察を受けパニック障害と診断されました。
私の主な症状
これは私の症状なのでみなさんと一緒とは限らないですが、私の場合は、まず呼吸困難になる事、全身がソワソワして体をさすってないと落ち着かないといった症状、じっと座ってる事が難しい時も多く、常に歩いたりしておかないとなぜか辛いといった症状がありました。初期の頃は通勤の時の電車の中やホームから降りた時の人々の階段を下りる音がすごく気になり、いつもよりも相当大きな音に感じていました。職場では誰かがいるので特に症状は出なかったのですが、一人暮らしをしている家では周りに誰もいないので、そこでも不安があったのか、上記の症状が出ていました。この症状はこのあと数カ月間毎日起こり、潰瘍性大腸炎とは違う辛さの絶望的な感じを覚えました。
この病気で死ぬことは基本的にありません
毎回この発作があるたびに今回は呼吸困難で死ぬのではないか、このまま心臓が止まるのではないか、などと思うことにより不安になって悪循環に悪くなっていってました。心療内科でしっかり見てもらい、医師からは
この病気で死ぬことはないので安心してください
このように言ってもらい、発作が起こるたびに
『この発作で死ぬことはない!この発作で死ぬことはない!!』
と、このように自分に言い聞かせていました。
大丈夫!落ち着いて呼吸したらいい。死なないんだし大したことないよ!
死ぬことないんなら大丈夫と開き直る考えにしていますが、なかなか急に考え方帰るのも難しいですし、パニック発作が起きてる最中は呼吸を整えるのに必死ですし。
時間はかかるが回復はする
人により差は多くありますが、時間はかかるけども回復できますので、今闘病中の方も死なないから大丈夫と不安になりすぎないようにし、心療内科の先生としっかり話をして、気持ちも整理し、あと睡眠もしっかりとって体を整えてゆっくりでいいので改善していきましょう。私も今はほとんど症状はでなくなりました。油断はできないですが、起きてもなんとかなると思いごまかすようにしています。
今回はパニック障害について書きましたが、また症状とか薬とか心理的な事とか書きたいと思います。
ここまでありがとうございました。
今日の一日に感謝を!