もくじ
パニック障害の原因を考える
みなさんの周りや自分自身がパニック障害で苦しんでいる方もいらっしゃると思います。私も3年ほど前に突然パニック発作を起こして救急搬送されたので、パニック障害の方の気持ちはよくわかります。
本当にこのまま死ぬのかなと思うぐらいのとてつもない恐怖を味わいましたし、苦しいし辛いし、そして、誰にもわかってもらえない孤独感や軽視される感じもわかります。救急搬送先の病院でも
『こんな大したことないし気分の問題、深呼吸したら治るから大げさに考えないで!』
ってまぁこんな感じであしらわれました。もちろん、中には本当に心配して、こちらの気持ちも理解したうえで
『大丈夫だよ!心配いらないから。死なないから落ち着きましょう。』
このように真摯に対応してくださる方もいらっしゃいます。それでも、なかなか理解されにくいです。医療関係者以外ならなおさら、
『なに甘えてるの?大げさじゃない!?気のせいだよ!!』
こんな感じに見られてしまわれがちです。私はこの感じをすごくわかりましたし、できるだけわからないように隠せれたらなんて思っていました。
今日はそんなパニック障害の原因について書いていきますね。
パニック障害の症状や自分の起きた時の事は前回書いてますので、そちらの方もまだの方は読んでくださいね。
https://uluka-blog.com/panic-disorder/what-is-panic-disorder/
パニック障害の原因とは
パニック障害の原因
- 遺伝子
- 不安症体質
- 繊細、小心、こだわり
- 環境
- 育ち
などがあげられます。
幼少期の分離不安、強いストレス、繊細な心、神経質、こだわりや不安が強いなどの性格、遺伝的要因などが考えられます。
幼少期に親と離別したり、孤独感を感じたり、虐待を受けたり、幼児教育や受験勉強などでの強いストレスやプレッシャーを経験し、パニック障害に陥ることもあるそうです。
パニック障害の人の多くは心配性で、神経質、依存的な側面がありますが、元々の性格ではなく、病気によって変化した性格であることも考えられます。
本来は明るく社交的で、行動力のある人も神経質で依存的になってしまうこともあります。病気が快復すればもとの性格に戻ったりもします。
なので気の弱さだけが原因ともいえないです。
私の場合は、社交的で、海外も一人で数か月バックパッカーしたり、留学行ったり、土日の2日間が休みで1泊2日で韓国に行ったりと行動力はあるほうでした。それでも、仕事や環境でパニック障害になりました。
原因の一つはこれかなぁと思いつく事はありますが、はっきりとした要因はわかりません。特に、いじめや嫌がらせ、嫌な同僚とかはいなかったのでなおさらです。なので、本当に自分ではわかっていない繊細なことに傷ついていたのかもしれないです。
どういうときに起こりやすいの?
パニック障害のパニック発作は、リラックスしてる時や、就寝前に起こることもよくあります。
私の場合は、仕事も終わり家でゆっくりとテレビ見ながらスマホいじっていた時に突然呼吸ができにくくなり、死ぬかと思ったのですぐに救急へ連絡しました。この時は完全にリラックスしていた時なので、なんであんなにくつろいでる時になったんだろうかなと今でも思います。
再発の恐怖とのたたかい
私もそうですが、パニック発作で苦しくなり救急車を呼んだことがある人が全体の30%ほどいるみたいで、一度経験しますと、
『また突然発作を起こして救急で搬送になるかもしれない』
『人に迷惑をかけてしまうし、恥ずかしい思いもするし…』
など、発作を起こす前から、広場恐怖を感じて、不安と恐怖で頭がいっぱいになり、家からもでられなくなる方も多いそうです。
死なないってわかっていてもやっぱり死にそうなぐらい呼吸ができなくて焦るとどうしようもなくなります。。。救急搬送は私も2度経験してます。その時はやっぱり救急車を呼ぶのが安心感も含め一番と思いました。
広場恐怖症のため、逃げられない状況、助けてもらえない状況への恐怖はひどくありました。なので、基本的には家に帰宅してゆっくりとくつろいでいるときに、突然発作が起きてソワソワして、薬飲んで時間が経つのを待つといったことをしていました。知人にも同じ病気の方がいるのですが、その方は恐怖の為、家の近所を自転車で走り続けていたみたいです。人により起こり方や対処方法も多様にありますね。
やさしい人ほど損をする??
やさしくて他人思い、繊細な心をもった人は他を気にするがあまりなりやすいと言われてます。私も人にはものすごく気を使いますし、自分は損をしてもいいから他人を優先する事が多いです。とりあえず他人に迷惑をかけることがものすごく嫌いです。よく気にしすぎとは言われます。今は職場などでは
『私は気にしないですし繊細じゃないよ!』
っていう感じの雰囲気をだして仕事をしてます。これが正しいかはわかりませんが、自分は職場での自分自身の別のキャラ設定をすることで逃げています。これにより悪化する人もいるかもしれないので、おすすめはできませんが自分なりの対処法として今のところはうまくいってます。
気を使わなすぎるのも人間として問題があるかとは思いますが、気にしすぎる事も問題があるのです。バランスが大事です。何事もバランスって大事ですよね。
これからの生活
今までの経験を生かして、前向きにポジティブに考えて生きようと思ってます。パニック障害だけではなく、潰瘍性大腸炎ともうまく付き合いながら私の長い人生はまだまだ続くのですから。でも、人生悪い事ばかりではないです。私は辛い経験たくさんしましたが、いい出会いもいい思いもたくさんしてきました。自分は好きなことを胸を張りやっていき、趣味や目標に生きがいを感じながらこれでも幸せだと思いながら過ごしています。パニック障害の方、私もいっしょです。頑張っていきましょうといいますと、もう頑張ってるよ!っと思う方もいるかと思います。私もそうでした。なので、ほどよく、いい加減にいきましょう。そして、もしまだ心療内科などに行ってない方は行ってみるのも本当にいいと思います。最初の病院で合わなくても、わかってくれる医師もいます。私は今の医師にとても感謝しています。医師には隠さずに思ったこと言ってみてもいいのですよ。医師に甘えてもいいのですよ。私はたくさん本音で話すようにしてます。自分の人生ある程度自分勝手でもいいと思います。
今回はパニック障害の原因などを主に書きました。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
今日一日頑張った自分に感謝です。