もくじ
潰瘍性大腸炎の時のごはん(おかゆ)
入院した時のごはん
私が潰瘍性大腸炎で入院してすぐの時のご飯のおはなしです。
最初は検査入院という形で、しかも症状もほぼない状態だったので
(下痢と紙にちょっとだけ、ちいさい赤い点がある程度の血はついていました)
熱もなければ眩暈もないし、普通にお腹はすきます。
入院した初日に食べたものが、
三分粥、お味噌汁、野菜の煮物、高野豆腐、牛乳でした。
だいたいしばらくは毎日似たような食べ物食べてました。
週に一度だけ出されるうどんがとても美味しくて、うどんがでるだけでテンションが上がっていました。野菜とエビと卵がうどんの上にのってました。うどんを食べるのが一週間で一番楽しみだったかもしれません。
お粥じゃないだけでうれしかったです。
ここで牛乳が出てきたのは疑問に思ってましたが、やっぱり駄目でした。
牛乳飲みますと、しばらくするとトイレに行くのが続いていたので牛乳ダメなのじゃないかと医師に相談していたにもかかわらず、
牛乳は関係ないですよ。心配せず飲んでください。
それを信用し飲んでいましたが、やっぱり牛乳飲むといつも以上にお腹痛くなりトイレに駆け込んでいました。
大学病院に転院してその事を伝えますと、大学病院の医師は、
『牛乳も控えたらいいと思いますので飲むのはしばらく控えておきましょう』
とのことでした。やっぱりあの時の私には牛乳はよくなかったんだと思います。
朝はどちらの病院もだいたい食パンが出ていたので、とても食べやすかったです。とりあえずお粥を食べるのが私には苦痛でした。それまで特別嫌いだったわけではないのですが、入院中にお粥を食べるのが苦痛になり嫌いになりました。今でも好きではないです。
お粥について
お粥は米と水の分量により4段階に分類されます。
その分類は、お粥の水分量の違いを示す、
倍(ばい)と分(ぶ)によってことなります。
なになに倍粥の倍は米の量に対する水の量の割合に対して、
なになに分粥の分は全粥とよばれる米1に対して水5の割合を基準として考えるものです。
水の量は同じで、米の量だけを全粥の何割なのかを示すものなのです。
倍 米に対しての水の割合
全粥は五倍粥の事を言い、米の重量の5倍の水を加えて炊きます。
米1:水5
七倍粥は米の重量の7倍の水を加えて炊きます。
米1:水7
十倍粥は米の重量の10倍の水を加えて炊きます。
米1:水10
二十倍粥は米の重量の20倍の水を加えて炊きます。
米1:水20
分 全粥を基準とした米の量の割合
七分粥は米の重量が全粥の十分の七
米1:水7
五分粥は米の重量が全粥の十分の五
米1:水10
三分粥は米の重量が全粥の十分の三
米1:水20
私が入院中に食べていた三分粥というのはつまり二十倍粥のことですね。
よく入院中に食べるお粥は、全粥、七分粥、五分粥、三分粥、重湯などの種類が多いと思います。
重湯というのは、五分粥以上でできるお粥の汁のことですね。
絶食が終わって初めて食べたものは重湯でした。
この味気ない食事をしていますと、お粥そのものが嫌いになっていしまいました。もともと食べる楽しみをすごく持っていたのでなおさら苦痛でした。お粥見ると入院生活を思い出してしまいます。。。
今はまだ食べれる幸せを感じることができます。本当にうれしいです。
今回はここまでにしますね。お読みいただきましてありがとうございました。
今日一日の自分の頑張りに感謝です。