男鹿半島のドライブ日記

男鹿半島のドライブ日記

秋田県といえば何を思い浮かべますか?
秋田犬、秋田美人、きりたんぽ、お米、なまはげ… etc.


私は一番に思いついたのが『なまはげ』でした。

昔から地図を見るのが好きで、子供用の地図にイラストで各地の名産品などが描かれていたのですが、秋田県のところには包丁を持ったなまはげのイラストが描かれてあって、それが強烈に印象に残っているので私の秋田県のイメージは、
『秋田=なまはげ』ってことになっていました。

そんななまはげで有名な男鹿半島に行ってきたので、今回は実際に行ってみた私の男鹿半島についてご紹介したいと思います。

秋田・男鹿半島へのアクセス

秋田駅への行き方

東京駅からですと秋田駅まで秋田新幹線こまちで約3時間40分です。
秋田空港へは、東京羽田空港、大阪伊丹空港、名古屋中部空港、札幌新千歳空港からそれぞれ出ています。
秋田空港から秋田駅へはリムジンバスで約40分です。

男鹿半島への行き方

秋田駅から車で約1時間30分。
秋田空港から車で約2時間かかります。

秋田駅から男鹿駅まで男鹿線の列車も走っていますが、男鹿駅から男鹿半島の各観光地へはかなり距離がありますし、バスの便も多くありませんので、秋田駅や秋田空港でレンタカーを借りて行くことを強くおすすめします。

秋田駅東口にはたくさんのレンタカー会社がありますので、予約をしてそこから男鹿半島に向かうのが一番効率よく周遊できると思います。

自分で行ってみたいところを計画する

男鹿半島は思いのほか広いですし観光する場所も離れています。
どこに行きたいのかあらかじめある程度は決めてからいかないと、一日だと周れないこともありますので注意しましょう。


私の場合ですが、絶対に行きたい場所は、
入道埼・真山神社・男鹿水族館GAOの3つには絶対に行きたいと思っていました。

他にもゴジラ岩、なまはげ館、男鹿総合観光案内所の巨大なまはげetc.

水族館にはいかなくてもいい人は2時間ぐらい行く人よりも多くの時間を作る事ができますし、
寒風山に行ったり、八望台展望台に行って景色を眺める時間にしてもいいと思います。

私は今回は以下の順番で行ってきます。

秋田駅⇒男鹿観光案内所⇒真山神社⇒なまはげ館⇒男鹿水族館GAO⇒入道崎⇒ゴジラ岩⇒鵜ノ崎海岸⇒秋田駅

男鹿半島に行く途中に潟上市にある道の駅てんのうにも寄ってきましたし、帰りは男鹿駅にも少し寄ってきました

これでだいたい8時間の男鹿半島のドライブになりました。

男鹿半島までの道のりとなまはげ

秋田駅から車で男鹿半島に向かう場合は、国道101号線を使うのがいいでしょう。
男鹿半島に向かっていると急に大きな風車が現れて大迫力に並んでいる姿も絶景です。

男鹿市に入ってすぐのところに大きななまはげが2つ並んでいます。

最初の目的地の男鹿総合観光案内所です。

ここでは、約15mの巨大ななまはげをみることができます。

大きいので道路からも運転していて進行方向の前方左側に見えてきますのですぐわかります。
大きいので本当にめだちます。

ここまで秋田駅から約1時間ぐらいかかったと思います。
大きななまはげを見たので、さっそく男鹿に来たなという気持ちにさせられました。

ここでの滞在はほとんどが巨大なまはげの時間になりあとは、売店もあるのでそちらに寄るぐらいになります。

真山神社となまはげ館

真山神社はなまはげゆかりの地として有名な神社です。

男鹿総合観光案内所から30~40分ほど運転するとつきます。
途中少し狭い道になるので注意して運転しましょう。

真山神社の少し手前に大きな鳥居が道路の上に出てくるので、そこをくぐると少し先にあります。

真山神社のすぐ手前側になまはげ館があるので、真山神社に行かれる方はそこの駐車場にとめないで
そのまま真山神社の方向に進むようにしましょう。

道路の突き当りにあるのが真山神社の駐車場になりますので、そちらに車を止めて立派な山門の方に向かいます。


山門からは70段ほどの階段を上がると正面に本殿があります。
本殿奥には山頂への階段が続いていますので、時間と体力があるかたはそちらを登るのもいいかと思います。

真山神社

男鹿半島北部に位置する真山。
古くからの山岳信仰の霊場として栄えました。
なまはげゆかりの地としてる神社の境内では、毎年2月なまはげ柴灯(せど)まつりが行われることで有名です。

静かな境内からは荘厳な雰囲気を感じることができる、男鹿の歴史の一大中心地です。

なまはげ館

真山神社からは歩いても行けるぐらいの距離になまはげ館があります。
駐車場の関係でなまはげ館の近くの駐車場を使いましたが、車だと1分もかからないぐらいの近距離です。

なまはげの面や衣装が展示されていて、なまはげの事を深く知るには訪れたほうがいいと思います。

地域によってなまはげの面が違うことをしったり、なまはげの儀式の当日の貴重な映像などをみることができますのでとても勉強になります。

真山神社となまはげ館はセットで行っておいてよかったです。

なまはげ館のリンク 
https://namahage.co.jp/namahagekan/

おが地域振興公社 HP

男鹿水族館GAO

真山神社・なまはげ館から20~30分ほどで男鹿水族館に到着です。

ホッキョクグマとアザラシで有名な水族館で建物も綺麗で展示も見やすくてとてもよかったです。

私が行った時は、アザラシの子供が数か月前に産まれたらしくて、歩く練習をしているみたいでちょうど夕方の練習の時に見に行くことができました。

大人のアザラシもとても可愛くて、自由に泳いでいたり餌をもらっていたりでとても可愛かったです。

(これは子供のアザラシが歩く練習してからお魚を食べさせてもらっている所)

ホッキョクグマも活発に動く子みたいで、私が行った時は泥だらけで遊んでいました。

いろんな場所からホッキョクグマを見ることができるように設計されているみたいで、外から上から横からと色々なところから見れます。

私はやっぱり近くからみるのが迫力あって好きだったかな。

クラゲの水槽もあってとても展示の仕方が神秘的でした。

クラゲって海では嫌われ者のイメージだけど、こんな風に綺麗に展示してあったらクラゲってかわいくて癒されるなって思っちゃいました。

今の水族館ではクラゲって人気者になってますよね♪

ゆっくり滞在して2時間ぐらいでした。

水族館に全く興味がない、または、時間が足りないという方以外は候補に入れてもいいと思いますよ☆彡

男鹿水族館 GAO 
https://www.gao-aqua.jp/

株式会社男鹿水族館 HP

入道埼の灯台

男鹿水族館GAOから入道崎を目指します。

この男鹿水族館から入道埼までの道のりがまた綺麗なんです。
視界には海が見えますし、広大な大地と生い茂った自然。


そんな道を進むこと約15分で入道埼の灯台に到着です。

ここに来たら本当に感動しました。
すごく広大な大地に凛々しく大海原を眺めるようにそびえ立つ灯台。

そして、その灯台までの道のりと草原とお花。

360度大パノラマの絶景は圧巻です。

まるで海外に来たかのような風景で、
以前行った事があるユーラシア大陸の最西端のポルトガルのロカ岬を思い出しました。

こんなところでのんびりと時間を過ごせたらどんなにか幸せな事か。

波の音と風の音、気持ちのいい空気。



男鹿半島の歴史を知って、かわいい動物をみて楽しいドライブでしたが、この入道崎の風景が一番感動しました。

男鹿半島でドライブに行くのなら個人的に一番行ってもらいたい場所でした。


ちなみに漢字は、入道埼、入道崎、入道岬といろいろな名で呼ばれているみたいです。

写真だとなかなか伝わりにくいですが、地平線と真っ平らな大地が開放感があって気持ちいいです。

ゴジラ岩への道

横から見るとゴジラに見えるという噂のゴジラ岩。
どれぐらいゴジラに見えるのか気になったので帰りは男鹿半島の西海岸線沿いを走ってきました。

入道崎から秋田駅に行く場合は、西海岸沿いを走るよりも道がいい内陸部を抜けて101号線で戻る方が時間的にはやいですが、男鹿半島のダイナミックな山々と海の絶景を運転するなら少し時間がかかっても西海岸の道を行くことをおすすめします。

ゴジラ岩も秋田方面に向かう途中にありますので寄る事も出来ます。

入道崎からゴジラ岩までは途中に何か所かある展望台にも寄っていたのもあるので約1時間かかりました。

こんな道をぐねぐねとカーブしながらゆっくり運転しました。
いつも安全運転ですが、より慎重にゆっくりと運転しました。

高い位置を走行していたので、カーブの度に海の絶景が視界に入ります。
ここの道はドライブしてて本当に気持ちよかったです。
1時間ずっと絶景でした。

ゴジラ岩

ゴジラ岩の近くになるとゴジラ岩と書かれた看板が出てきますので、それを目印に車を駐車させましょう。

私が行った時は2~3人ぐらいと人も少なかったのですが、駐車スペースは10台ちょっとぐらいしか私が見る限りはないと思いました。   

ゴジラ岩に着いた頃にはちょうど夕日も沈むぐらいの時間だったのでゴジラ岩のゴジラの口に太陽の光が重なるようがんばって写真を撮る事にトライしました。

そして、がんばって炎に見えるように写真を撮ってきました。
少し曇っていたとはいえ大満足です。

ゴジラ岩から秋田方面に向かって約10~15分ほどで鵜ノ崎海岸に着きます。
予定していた最終ポイントです。
だいたいこのあたりで夕陽が沈んだのでとても綺麗にみれました。

鵜ノ崎海岸

男鹿半島の南部に位置する1.5kmの海岸線で、「日本の渚・百選」にも登録されています。
環状に広がる磯の地形や広い海岸線のすばらしい絶景をみることができ、夕陽を見るスポットとしても有名です。
まさに男鹿の象徴的なポイントです。


ここから男鹿駅にも立ち寄ったのでだいたい1時間15分ぐらい帰りに時間がかかりました。
男鹿駅は近くを通ったのでついでに見てみたいなと急遽思って寄ってきました。

男鹿駅からバスで観光は結構本数の問題や時間の問題で色々と周る事は難しいかなと思いました。
男鹿半島に来るまでは、ここまで険しい山や海岸、ひとつひとつの観光スポットまで距離的に離れているなんて思わなかったです。

秋田駅から出発して男鹿半島を周遊してまた秋田駅に戻ってきました。
これで約8時間の男鹿半島のドライブは終わりです。

さいごに

私が思っていたよりもダイナミックで力強い半島でした。
地図上だとそこまで大きく見えなかったのですが、実際に行ってみると広大で山も高さのわりに険しいなと思いました。地図を見ただけだとわからない所ってこういう所なんだなと感じました。

秋田に行かれる際は男鹿半島の旅はおすすめですのでぜひ候補に入れてみてください。

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