パニック障害であることを言わない

パニック障害であることを言わない

みなさんはパニック障害の方をみて甘えだと思ったりしますか?
もし、ご本人またはご家族などの近い方がパニック障害であれば、理解することはできるかもしれません。しかし、現実社会ではまだまだパニック障害のことを、ちゃんと理解していない方も多いですし、偏見の目で見る人も多いです。
症状が出ているにもかかわらず、自分で我慢して医療機関への相談をためらってしまっている方もみえるかもしれません。
パニック障害に対してのイメージって良くないですよね。。。
今回はパニック障害の事を打ち明けるかどうか私の思いを書きます。

パニック障害の事は言わない

私の場合ですが、パニック障害の事は、家族以外には言っていません。

どんなに仲のいい人でも言っていないですし、職場の方にも言っていません。
パニック障害という病気は近年少しずつ世間に広まってきています。芸能人の方などもなられたりしていますよね。。。
しかし、まだ誤解を招いたり、時には偏見をもたれたりすることも悲しいことに少なくありません。
なるべく普通の人と同じように生活したいですし、偏見をもたれているかもしれないと思いながら生活するのは辛いです。
気を遣われたくないからパニック障害の事は周りには言っていません。

私にはパニック障害のほかに、潰瘍性大腸炎という厄介な難病を抱えています。
この病気に関しては、職場での配慮が必要なので、職場の上司にはもちろん、同僚にも言っています。
突発的に、下痢や下血などを引き起こす病気なので、いきなりトイレに行くなんてことがあるので、ご理解いただくために伝えています。

しかし、パニック障害に関しましては、

『そんなの甘えだよ!?』
『そんなのやる気があればなんとかなるだろ!?』
『結局は精神論だから、いいように考えたらいいようになるよ!』


こんな感じに捉えかねません。

潰瘍性大腸炎のことでも、同じように言われましたから。
なので、これ以上の事を理解してもらうのが非常に困難かと思っています。

友達も、すごく理解してくれている仲のいい数人の友達には、潰瘍性大腸炎の事は話していますが、パニック障害の事は全く言っていません。
おそらく、私がパニック障害であることに気付いてもいないでしょう。。。

やっぱり病気って、勝手に想像されて勝手に哀れな目でみられてしまうので、辛いですね。

本当は病気の事を伏せずに周りに告白して、無理せずに行動できることが一番楽な事なんだと思うことが多々あります。
だから、パニック障害にしても、潰瘍性大腸炎にしても、他の病気にしても、正しい知識が広まり、偏見がなくなれば良いなと強く思っています。

結局は言うか言わないかは自分の判断

結局は自分で判断することになるのですが、あまり相手に期待をしてはいけないです。苦しいですが、健康な人に病気の事を理解してもらう事は非常に難しい事なのです。私自身が、健康だった時がそうでした。
病気で薬を飲んで副作用で苦しんでいる同僚をみても、
『何を大げさに言っているんだろう』と普通に思っていました。

なので、パニック障害の症状である、今にも死んでしまいそうな絶望的な感じ、呼吸ができなくて、冷や汗をかいて、めまいがして。。。
などという症状は大げさな話だと思われがちです。

なかなか理解されにくい病気なので、きっちりと心療内科や精神科に言って、医師にみてもらい、SNSなどで同じ症状の人と連絡とってみると、気持ちがわかってもらえますし、心が落ち着きます。

やっぱり同じ症状を経験した人が深く理解し合えるものなんだなと思います。



ここまでお読みいただきましてありがとうございました。


今日一日無事に過ごせたことに感謝です。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です