もくじ
転院して適切な処置をしてもらった
潰瘍性大腸炎になったらしい
熱っぽいから病院に行く
私は4年前の暑い夏の日に潰瘍性大腸炎の診断を受けました。
私は暑い夏で脱水症状にならないように水分を多くとっていたために、その夏は下痢に悩まされていました。
でも、夏になると飲み物をたくさん飲み過ぎて、お腹がゆるくなりトイレに行くってことは、そんなに珍しい事ではないと思うんですよ。
あの夏も、そんな感じで特に気にしていませんでした。
ただ、下痢の度にペーパーにほんの少しだけ赤い血がついていた事以外は。。。
正直おしりを拭きすぎて切れ痔になったと思っていました。
実際痛かったですし。。。
でも、それとは別で風邪をひいてしまい、38度ぐらいの熱がでてきたので、仕事を早退して近くの小さなクリニックにいきました。
まぁ軽い風邪か軽い熱中症かなと、そのときは特に大きな病である事に気付いていませんでした。
とりあえず熱っぽい症状と、ついでに切れ痔でお尻痛いので薬ほしいです程度に言ったのですが、医師いわく
『潰瘍性大腸炎って病気知ってる?安倍総理と同じ病気なんだけどね。ひょっとしたらだけど、可能性あるから消化器内科か肛門科の病院ですぐに診てもらいに行ってほしいのだけど、今からいけるかな?? 今はいい薬あるから心配いらないよ』
そんな感じで、別の病院にそのまま紹介状をもって診察を受けに行くことになりました。
2つ目の病院。すぐに入院になる
紹介状をもって肛門科で入院施設のある病院に行きました。
お尻を診てもらって、下痢の原因はほぼ潰瘍性大腸炎だと診断されました。
詳しく調べるのに内視鏡検査をしないといけないので、今日から入院してくださいと言われました。
私は、風邪をみてもらいたくてその日の朝から病院行っていたのに、まさかの入院となるとはおもいませんでした。聞くところによりますと、最低2週間程度必要みたい。
夏休みと有休をがっつりここで使って休みになるのか。。。
ショックを受けましたが、とりあえず入院するにも着替えなど準備しないといけないので、翌日からの入院になんとかしてもらいました。
そして、ここで入院したことによって、内視鏡検査を受け、正式に潰瘍性大腸炎という診断はされました。
ですが、その後の処置が本当に適当でした。
『アサコール飲んでおけば大丈夫』と言われて、
私はそのまま信じこんで、毎食後に飲み続けました。
そこの医師に白血球除去療法を勧められ、することを決意しましたが、実はこの病院では、白血球除去療法を今まで行ったことがなかったらしく、私が初めてだったので、なんか看護師の方たちが見学に来て、研修の実験のようにじろじろ見られていました。
そして、なにより初めてだったので、あのボールペンぐらいある太さの注射がめっちゃ痛かったです。。。
それでも、ものすごく下血と下痢の回数は30回以上を超え、40度以上の高熱が続き、絶対おかしいと思い、もっと高度な医療を受けられる潰瘍性大腸炎に強い大学病院に転院したいと申し出て、数日後に無事転院することができました。
のちに転院してわかったのですが、私はアサコールアレルギーだったらしく飲んではいけない体だったらしいです。。。おそろしい。。。
ちなみに、高熱なので、汗はかくのは当たり前なのですが、看護師から
『わざと汗かいてるんですか!?』
だって。。。
そんなわけないでしょーーー 。
今でも腹立ちますね。ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!
ここの病院のずさんな処置により、左側大腸炎型の中等症から全大腸炎型の重症へと変わりました。
一か月の間悪化していくのを怖くなってずっと、医師や看護師には訴えていましたよ。それでも治療法は変わらず、体重もどんどん落ちるし、下血はひどくなるし、高熱のまま苦しんだだけでした。。。
幸い症状もとても酷かったので大学病院はすぐに受け入れてくれました。
大学病院に転院
炎症性腸疾患の専門治療を受けれる大学病院に転院して、医師も看護師も以前とは違いとても優れていて頼れました。
『以前の病院は1ヶ月もの間なにされてたんでしょうかね。。。』
医師はそんなことを言ってました。
ただ、悪化しただけだったなぁ。最初からこの大学病院に来てたらもっと軽くですんだでしょうに。。。 過ぎたことなんでどうしょうもないですね。。。
もう一回大腸の内視鏡検査して、胃もあれてるので胃カメラもしましょうと、
色々な検査を受けさせてもらい、とりあえずアサコールはダメだから、ペンタサも使えなく、ステロイドと白血球除去療法をして、ここでも約1ヶ月お世話になりました。
のちに、私は自己注射ヒュミラが身体に合ったみたいで、今もヒュミラを月に2回使用しています。
今ちゃんとした治療受けれてますか?
私は、最初に行ったクリニックの医師によって潰瘍性大腸炎の疑いを指摘され助かりました。
次の病院ではずさんな処置によりただ悪化しただけでした。
大学病院ではとても自分に合った治療を色々と診ていただけました。
幸い手術まではしなくてすみましたが、大学病院に転院してすぐは、手術の可能性も高いので覚悟をしておいてくださいと念押しされました。
みなさん今行ってる病院で、ちゃんと薬もらってるだけではなく、自分の体にあった治療法でしていただけてますか?私みたいに、悪化してしまうこともありますので、きっちり医師には意見を言って、ダメなら転院することも視野に入れて、自分の体の事を考えることも大事ですよ。
一つしかない自分のかけがえのない体をちゃんと自己管理し、そして、きちんと医師からも診察してもらうようにしましょうね。
今回はちゃんと自分の体に合った治療をしてくれる病院に行くべきという事を伝えたかったです。
入院のときに必要なものを書いてますのでまだの方は読んでくださいね。
https://uluka-blog.com/other/what-to-bring-when-you-are-hospitalized/
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
今日一日無事に過ごせたことに感謝です。