当たり前にできることが幸せなこと

当たり前にできることが幸せなこと

私は潰瘍性大腸炎とパニック障害の2つ持病があります。

発症するまで当たり前にできていたことができなくなり、そんなことに悩んだり、他の人が羨ましく思ったりしました。

毎日普通に起きて、普通に学校や仕事へ行き、好きなものを飲んだり食べたり。
好きな運動をしたりして、疲れたら夜に寝る。

そんなことは当たり前すぎて、幸せを感じないなんて人も多いかと思います。

私は病気をもって一時絶食を経験したり、1年間食事の制限をしたり、体重が減少して、今まで楽しんでいたジム通いもできなくなりましたし、夜は不眠症により疲れているにも関わらず眠ることができない。

今思うと健康な時に当たり前すぎてできていたことが、できなくなってしまうと、すごく不便であり、楽しみが減り、生きるのもしんどい気持ちにもなりました。

潰瘍性大腸炎の食事について 

https://uluka-blog.com/uc/diet-and-nutrition/

潰瘍性大腸炎になって我慢している事 

https://uluka-blog.com/uc/be-patient-with-uc/

まだの方はぜひ読んでくださいね。

潰瘍性大腸炎になりわかった当たり前のしあわせ

潰瘍性大腸炎になった方は、食事制限をされている方は多いと思います。
辛い食べ物が好きな人は、しばらく辛い物を食べない生活をしないといけなかったり、牛肉が食べれなくなる人も体質によりいますし、飲み物もお茶すらダメになってしまう人もいます。

お酒が好きな人は、お酒を控えないといけないこともあるし、コーヒーが好きな人は下痢になりやすいから飲めなくなったり。本当に飲むこと、食べることに関しては色々と考えるようになります。

食べたいものが食べれない苦しみは思ったよりも精神的に辛いものです。

絶食を経験した人なら、食べれる行為にすら感謝をするようになった方も少なくないと思います。

私も今おにぎりが食べれるだけで、朝に食パンやバナナを食べれることに対しても、喜びを感じています。

こんな感じになれたのは、潰瘍性大腸炎になったからわかったことです。
かと言ってなってよかったとは思いませんが。。。

あと、トイレにすぐにいけるありがたさ。
トイレに行きたくなって、我慢しながらいけることも当たり前に思えて、闘病してる人には難しい事の一つかもしれないです。

恥ずかしい話ですが、間に合わないなんて経験したことある人もいるのではないでしょうか。

体重が増えることも今まではぐーたらに過ごしていたら太っていましたが、この病気になると勝手に体重が減少するなんて経験もしていると思います。

やはり自己免疫疾患ですので、感染症なんかに敏感になります。

私は風邪やノロウイルスなんてすぐにかかってしまいます。
最近だとコロナウイルスに関しては、他人事とは思えないぐらいかなり気を使っています。

ニュースなどではよく見ますが、やっぱり多くの人は他人事とみています。
私は重症化するかもしれないという恐怖もあるのでしっかり予防しています。


パニック障害になりわかったあたりまえの幸せ

呼吸ができる事が当たり前にできるということに気付く。
本当に呼吸するのがしんどくなるので呼吸がゆっくり吸える事のありがたみを思い知らされます。

心臓のドキドキと呼吸がしにくい事により、夜寝るのが怖くなったり、寝てしまうとこのまま死んでしまうのではという恐怖により、不眠になったりも経験しました。眠くなったらスッと寝れることは幸せな事ですよ。

じっと座る事ができる当たり前の幸せ。
座る事って簡単ですが、心臓がドキドキしたり、体がソワソワしたりすると、そんな当たり前のこともできなくなります。

電車やバスに普通に乗れること。
逃げられない空間は本当に苦痛です。よく電車に乗って通勤していたなぁと思うぐらいでした。今は乗れるようになりましたが、しばらく時間がかかりました。

パニック障害になってもいろんなありがたみを覚えました。

今できていることに感謝しましょう

今普通にできていることが凄い事で幸せな事だと考えてみてみましょう。

食物を育ててくれた農家の方、それを運搬している物流関係の方、販売しているスーパーや市場の方、電車に乗れるのはそれを運航している方々がいるから、全部あたりまえのことですが、たくさんの人達が関わっています。

私は病気になってそういうことを深く考えるようになりましたが、別に病気にならなくても感じている方はいると思いますし、特に今はコロナショックで大きなダメージを負っている我々には十分に勉強になったのではないでしょうか?

小さな幸せに感謝できるようにしていきましょう。



ここまでお読みいただきましてありがとうございました。