パニック障害の予後の生活

パニック障害の予後の生活

パニック障害を理解してもらう

パニック発作は自分ではコントロールができない発作で、そのときはこのまま呼吸ができなくなり死んでしまうのではと思うほどの恐怖を感じます。
なので、日常生活をする上では無視できないさまざまな障害も出てしまいます。

パニック障害になっている人はそのときは生きる事に必死になっています。
真剣にこのまま生きていけるのか悩んでいます。
『身体の病気ではないのだから大丈夫だよ』と簡単に言ってしまうと、かえって追い込んでしまい悪化させてしまう可能性も十分考えられます。

周りの家族なども、パニック障害という病気を正しく理解し、治療を続けるように協力することが大事です。

私は一人暮らしの時になったので、自分で解決するしかなかったので、自分で必死に言い聞かせることにしました。
救急で内科に行っても、看護師や医師ですら大したことないから大丈夫と理解してくれず、もっと自分を責めて悪化させました。

私は数か所病院をまわり、今の心療内科にたどり着きました。
とても私の辛い気持ちを理解してくれる医師で、その後は、ゆっくりと治療をしていき、パニック発作もここ数か月は起きなくなりました。

発作が起きても今の医師に相談したら大丈夫だと思うと、とても心強いので、頓服を飲んで医師に電話をしたり、直接病院に行くだけで私は治まりました。

一人で悩んでいたり、周りから理解されなかったり、私みたいに医師からも理解されずに辛い思いしてる方もいると思います。

心療内科の医師とは相性もありますし自分に合う方と巡り合うまで色々行ってみるのも一つの方法だと思います。

パニック障害発症以降の生活

  • パニック障害であるために、できなくなるものはありません。しっかりとそのことは覚えておいて大丈夫です。
  • パニック障害は、治療自体も不適切であったり不十分なため、慢性化が問題になっています。しっかりとパニック障害を診断してくれる医師のもとで受診しましょう。
  • うつ病やアルコール依存症になる場合もありますので早期の治療を強く勧めます。
  • パニック障害は再発しやすく治療も長引きます。メンタル面でもとても辛い思いをします。医師との相性はとても大事です。ですが、すぐに今の医師が信用できないと判断して、病院を転々とすることは望ましくありません。難しいところではありますが、しばらく治療をしてしっかり考えて転院するかどうか考えてみましょう。
  • 疲労や睡眠不足はパニック発作を起こしやすくします。
    しっかりと睡眠時間は確保して、寝る前にはスマホやPC、テレビなどは見ないようにして、しっかりとリラックスして寝れる体制を整えましょう。
  • アルコールやカフェインを含む飲み物は症状を悪化させることもありますので、飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

注意しないといけない事ばかりでしんどくなるかもしれませんが、少しずつ自分の生活を見直していき、少しずつ治していくしかないと思います。

リハビリもそうですが、はじめは辛いけども成功体験を重ねるうちに、これができたから次はこうしよう、あれもやってみようと欲が出てきます。

『こんな毎日は楽しくなく苦痛しかない。もう何もしたくない。』

私も何度も思いましたが、少しずつリハビリをして、少しずつ勇気も湧いてきて、少しずつできるようになっていきました。

もうあんな呼吸ができない、震えが止まらない、絶望感を味わうなどの苦痛は嫌です。

しつこい病気ですからしつこく付き合うしかないですが、少しずつならできます。

そして、少しできたら自分を褒めてあげてください。
自分を褒めることを忘れずにそのままつづけていきましょう。

パニック障害を受け入れるまでについて 

https://uluka-blog.com/panic-disorder/start-day-pd/

辛い時は無理ないぐらいに好きな事をしてみる 

https://uluka-blog.com/panic-disorder/pd-do-not-overdo-it/

まだの方はぜひ読んでくださいね

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

今日一日頑張った自分に感謝して、明日も頑張ります。