もくじ
パニック障害を受け入れるまで
パニック障害になる前って今思うとなんか体調不良を感じていたと思います。
パニック発作の夜
ある夜に突然呼吸ができなくなり、頭痛と吐き気と震えが止まらなくなり、このままだと死んでしまうと思って急いで救急に電話しました。
あの時は死にたくないという気持ちが強くて、夢中でなるべく多くの酸素を吸おうと激しく呼吸をしていましたが、それのせいもあり過呼吸になり悪循環にどんどん息がしにくくなっていきました。
何の病気かもわからず、私は大腸に持病を持っているのでそれの関係かなと最初は思っていましたが、それにしてはおなかは痛くないですし、下痢にもなっていないし、もう不安でいっぱいでした。
救急で運ばれた病院で検査をしても異常は見つからず、医師に心の病気ではないのかと言われました。
私はそんなことはないと思いました。
医師は症状が落ち着いたらもう帰って大丈夫だと言うので、朝になる前に帰宅しました。
次の日は仕事だったので普通に仕事に行きました。
それでもう終わったと思っていたのですが、また数日後に呼吸が上手くできなくなり救急で運ばれました。
医師からは心の病気だから心療内科で診てもらうのがいいのではないかと言われ、私はなんで行かないといけないのかと思いながらも予約をして、心療内科へいきました。
心療内科へ行く自分を受け入れる
心療内科って聞くとあまり最初はよくわからなかったです。
母親に相談して、
『精神に異常があるってことかもしれない。。。』
そう言われて初めて心療内科がどういうところか理解しました。
私は心療内科や精神科というものに関する知識がなかったので、かなりのショックを受けました。
私の中には精神疾患に対する偏見があったのだと思います。
自分が精神疾患になるなんて恥ずかしいし情けないと思ってました。
でも、ネットで調べてみると案外多くの人が普通に心療内科に通っていることがわかりました。
それでも行くのには勇気がいりましたし、自分では正気だと思っていたので、私が精神疾患の訳がないと強く思っていました。
それでも、自分は精神疾患じゃない事をわかってもらうためにも一度受診しようと思いました。
パニック障害と診断され受け入れる
予約をした心療内科へ行き、問診票を書いて、医師と話をすることになりました。
心療内科医に事情を話し、持病がある事や最近の出来事などを細かく説明していると、なぜか涙が溢れてきました。
そして、医師から
『あなたはパニック障害ですよ』
と診断されました。
最初はとてもショックでした。
精神疾患というのは私には関係ないと思っていたからです。
たしかに私には持病がありましたが、それはおなかの病気であり、そこに対しては内視鏡検査をしてしっかりと検査結果が出ての事で、自分でも納得はしてました。
しかし、パニック障害に関しては検査を受けて結果がでるようなものではなかったので、納得はいきませんでした。
呼吸がしにくくなる事や睡眠障害、疲れ、色々と自分に当てはまり、睡眠薬を飲んででもしっかり睡眠時間を確保しないともっと症状悪くなると医師に言われ、私はその日から、大腸の病気の薬とパニック障害の薬を飲むことになりました。
せっかく持病の薬が減ってきたところだったので、薬が増えることに対してもショックを受けましたが、もう死ぬかもしれないという不安や過呼吸で苦しむのは嫌だったで、薬をちゃんと飲んでしっかり受け入れることにしました。
パニック障害と診断されてすぐは、ショックで信じたくなかったですが、心療内科を出て家へ帰るときには、はっきりと病名がわかってよかったし、薬があるからあの苦しみからも逃れることができると思うと少し安心していました。
行かないよりも一度受診した方がいい
やっぱり心療内科へ行くのは勇気がいりますし、気持ちも辛いかもしれないです。
でも、やっぱり自分の力だけで解決するのは難しいですし、苦しい思いをまたすることを考えると、早いうちに受診をすることを強く勧めます。
パニック障害には色々と症状がありますが、
- 過呼吸
- 吐き気
- 動悸
- 手足のしびれ
- めまい
- 冷や汗
これらの症状がなかなか治らないと思ったら、一度心療内科や精神科へ行ってみてはっきりさせるほうが良いと思います。
なかなか受け入れにくい事ですが、受け入れる勇気も必要です。
パニック障害になってからの仕事について ↓
https://uluka-blog.com/panic-disorder/pd-work/
パニック障害の私は特定の場所で発作するについて ↓
https://uluka-blog.com/panic-disorder/specific-place-pd/
まだの方はぜひ読んでくださいね。
今日はパニック障害の受け入れについて書きました。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
今日も自分は頑張ったと自分をほめて眠ります。