もくじ
JRの路線の用語と料金
私は国内旅行で一番利用頻度が多い交通機関は鉄道であり、特に日本全国に路線があるJR各社を利用することはとても多いです。
旅行計画を立てる上でいつも利用するのが時刻表であり、最近はスマホのアプリで簡単に時間や運賃や料金を調べることができるようになりましたが、やっぱり旅行計画を立てる際にはアプリを使いながらも、本の時刻表を使うことにしています。
元々は、時刻表だけを利用して旅行計画を立てていたので、時刻表だけでも時間は少しかかりますがプランを練ることは楽しみのひとつとしていました。
その際に、路線や運賃について調べることも多く、時刻表の後ろの方のページに詳しく乗っていてそれも理解しながらですと運賃・料金は計算することができます。
幹線と地方交通線
JRのすべての路線は、『幹線』と『地方交通線』のどちらかに分類されます。
幹線
比較的利用旅客の多い主要路線です。
JRの時刻表の地図上では黒色で表示されています。
地方交通線
利用旅客が少ない路線です。
ローカル線ともいわれることがあります。
JRの時刻表の地図では青色で表示されています。
利用客が少ないことにより生じる赤字分を補填することを目的として、地方交通線区間の運賃は幹線よりもおよそ1割ほど高い値段設定をされています。
新幹線と在来線
新幹線
東京から新大阪間で最初に作られた東海道新幹線が1964年に開業して、それ以来日本の主要都市を結ぶ速達路線として、ビジネスや観光などで多く利用されている高速に運行する特急列車です。
ただし、一般的に特急列車といいますと在来線の特急列車のことを指すことがほとんどで、
新幹線のことは、そのまま新幹線というのが一般的です。
ですが、特急列車ですので利用の際には、乗車券と特急券が必要になります。
元々は新しい幹線として作られた路線が新幹線です。
現在では8路線が新幹線として運航しています。(2022.10月現在)
- 北海道新幹線 (新青森~新函館北斗) JR北海道
- 東北新幹線 (東京~新青森) JR東日本
- 上越新幹線 (東京~新潟) JR東日本
- 北陸新幹線 (東京~金沢) JR東日本・JR西日本
- 東海道新幹線 (東京~新大阪) JR東海
- 山陽新幹線 (新大阪~博多) JR西日本
- 九州新幹線 (博多~鹿児島中央) JR九州
- 西九州新幹線 (武雄温泉~長崎) JR九州
上記の新幹線に対して、新幹線以外の路線を在来線といいます。
秋田新幹線(盛岡~秋田)山形新幹線(福島~山形~新庄)は、
東北新幹線に直通して運行されており、東京駅や上野駅などからも新幹線のりばからの乗車になりますが、
盛岡駅・福島駅でそれぞれ在来線の路線を運航することになりますので、
案内の上では秋田新幹線、山形新幹線とされていますが、正式には新幹線路線ではありません。
JR線の乗車券・特急券とは ↓
うるかのトウミ
https://uluka-blog.com/limited-express-ticket/
JRの特急列車の乗り継ぎ割引 ↓
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急行列車と普通列車
急行列車
急行列車とは、特別急行列車および普通急行列車のことをいいます。
特別急行列車とは聞きなれないかもしれないですが、特急列車なら聞きなれていると思います。
普通急行列車も急行列車のことです。
新幹線も特急列車に含まれます。
急行列車という大きなくくりの中に、特急列車(新幹線を含む)と普通急行があるということです。
普通列車
特急列車、急行列車以外の列車を総称して、普通列車といいます。
快速、区間快速、特別快速、新快速などの名称がついている列車もこの普通列車に含まれます。普通列車と快速列車は種別としては違いますが、普通列車という大きなくくりの中に快速や特快などがあるということです。
ですので、乗車券のみで基本的に乗れます。(指定席・グリーン車などは除く)
運賃と料金
運賃
乗車するときに必ず必要になるのが旅客運賃です。
運賃を支払って出てくるのが乗車券です。
近郊の区間の普通や快速に乗るときに、自動券売機にお金を入れて、出てきた切符(乗車券)のこと。
料金
速い、座れる、シートなどの設備がいいなど、特別なサービスを受けるのに支払うのが料金です。
特急や新幹線などを利用すると目的地に速く到着できたり、いい設備の列車に乗れたりするのは、
お金を払って特急券を支払ったからです。
この時に支払ったお金のことを料金といいます。
運賃と料金は同じように見えますが、運賃は乗車券、料金は特急券・急行券などに支払うものと思っておきましょう。
年齢区分と小児運賃・料金
- 大人 12歳以上の者
- 小児 6歳以上12歳未満の者(ただし、12歳で中学入学前の者は小児)
- 幼児 1歳以上6歳未満の者(ただし、6歳で小学校入学前の者は幼児)
- 乳児 1歳未満の者
小児の運賃と料金は大人の半額です。(10円未満の端数は切り捨て)
幼児は乗車券を所持する大人または小児が幼児を随伴する場合は、一人につき幼児2人まで無賃です。
乳児は人数にかかわらず無賃です。
ただし、料金の中でも『寝台料金』『グリーン料金』は大人でも子供でも同額ですので、
小児だから半額にはなりませんので注意が必要です。
さいごに
今回はJRの路線の用語と運賃・料金について書きました。
JRを利用して色々なところに行くには運賃や料金・切符の制度などを色々と知っておくと、
お得に旅行をすることができますので、ぜひ調べてみるといいと思います。
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