昨日より今日頑張るはプレッシャー

私はパニック障害を持病で持っているのですが、精神的にも強くなろうと思いましたし、少しでも良くなればいいと思って、毎日なるべく前向きに明るく丁寧に生きようと心がけて過ごしていました。
しかし、そのことに対して頑張り過ぎて疲れてしまい落ちてしまうことも良くありました。

無理をして頑張っている分、反動でとても疲れてしまい良い時と悪い時が波のように激しくなり一週間単位でみていると安定していなかったりしてました。

『昨日よりも今日を頑張る』
『今日頑張っても明日はそれ以上』

このような素敵な言葉があります。

でも、そういうことができるメンタルの強い人にはとても良いことですが、精神的に弱っている人にとっては自己嫌悪になってしまう言葉にもなりかねません。

パニック障害などの精神疾患でもですし、私の例で言うと潰瘍性大腸炎という持病も持っているので、それも含めて他の病気でもそうですが、昨日よりもよくなった、一昨日よりもよくなったという実感はなかなか持ちにくいです。

逆に昨日よりも悪くなったというマイナスの面はすごく感じるので、そこは辛い所ですね。

憂うつな時の無理は禁物　↓

https://uluka-blog.com/depressed-life/

非定型うつに注意しよう　↓

https://uluka-blog.com/atypical-depression/
うるかのトウミ

昨日の自分はとても厄介

昨日の自分というのはとても厄介な存在です。

昨日がとても上手くいく一日だった場合は、翌日も上手くいく確率なんてとても低いです。

昨日の自分がいるからこそ、今日の自分がいるのですが、今日の自分から見ると昨日の自分が敵に見えてしまう時もあります。
昨日というのはとても近すぎて乗り越える壁にしてはとてもハードルが高いです。

毎日毎日成長しないといけないと思うと、プレッシャーで自分自身を追い込み過ぎて気持ちが落ちてしまうこともあります。

絶対に追い込まないといけないというメンタルがタフな人を除いて、基本的に実感がわきにくい昨日の自分との戦いはしないほうがいいと思います。

比べるなら変化がわかりやすい半年以上前

これは私の心療内科の主治医と話をしているときに、私は主治医に言ったことですが、

『私は前の自分よりもよくなるようにと思って日々少しだけ頑張っています。でも、昨日の自分と比べるとそんなに大してかわってなくて考えると落ち込んでしまうので、半年前の自分と比べて体調がよくなった、仕事がその時よりもできるようになった、おなかの調子がよくなって食べれなかったものが少し食べれるようになった。そんな感じに思うようにしています。』

と言いました。

心療内科の主治医も

『精神的にしんどいのに追い込むことはないし、昨日とか先週とかの自分と比べるよりも、昨年の自分とか半年前の自分をみてよくなったら褒めたらいいよ。』

そのように言ってくれました。

普段体調悪くて申し訳ない気持ちでいっぱいで自己嫌悪に陥っていることが多い方は、ちょっとしたことでも自分を褒めてみるのも良いでしょう。

自分を責め過ぎない

昨日の自分も今日の自分も同じ自分です。
半年前の自分も一年前の自分も同じ自分です。

敵となって心に出てきても、味方となって心に出てきても目の前にはっきりと存在する他人ではありません。
なので余計に良くも悪くも厄介なのです。

別に今日の自分が頑張らなくても誰かが困るわけではないですし、一週間あったら一日だけ頑張ってみるという方法をとるのもいいです。
でしたら、無理して昨日の自分を超えようとせずに、自分を責めて嫌になったりしません。

なんとなく半年ほど経つと、週に一回頑張っているのですからその時は成長した自分がきっといます。

時間というのは無限ではありません。

私は入院をしたり持病を持ったりで時間というのは有限であるとはっきりと体で感じました。
やりたいことがあるのなら確かに限られた時間で頑張らないといけないです。
ですが、それが明日無理して頑張ってできなくて自分を責めて、半年後や一年後に諦めてしまっている自分がいるぐらいなら、１週間の内６日間は平坦で特に大きな変化がなく過ごし、１日だけほんのちょっと頑張れば半年後には、半年前よりも成長した自分がいるでしょう。

まとめ

昨日の自分はとても厄介
比べるのなら昨日の自分より半年前の自分
自分を責め過ぎない

昨日より今日、今日より明日。
そんなにすぐに変われるものでもありませんし、気持ちも疲れてしまいます。
実行できるならそんなにもすごいことはありません。ですが、自分で知らないうちに無理をしたり、自分でもわかって無理をしていたら、メンタルも体力ももちません。

今の自分というのをしっかりとみつめてやっていけるのか自分の事を考えて、プレッシャーと感じるものはなるべく背負わないように過ごして生きましょう。