もくじ
実はそんなに深刻な病気と思われていない
最近暑くなり体調管理が難しくなってきました。
特に、持病持ちの私は健康な時以上に健康には気を使わなければなりません。
潰瘍性大腸炎(UC)を持っていますと、水分を多くとると下痢になり、水分を控えると脱水を起こすという、少し面倒な感じにちょうどいい感じの水分補給をしないといけません。
なるべく、職場の人には迷惑はかけないようにと、水分補給も含め気を付けてはいるのですが、なかなか難しい日もあります。
辛そうな顔をしてると雰囲気も悪くなるだろうと思い、なるべく辛そうな表情は見せないようにと、お腹が痛くなったり、少し頭痛がしたりしてもいつもと同じ表情でいることを心がけています。
今日は体調は大丈夫ですか?という質問をよくされるので、そのことについて書きたいと思います。
体調は大丈夫?ときかれて。。。
本心で言っているのか、それともとりあえず言っているのかはわかりません。
でも、体調は大丈夫ですか?と言われたら、正直どのように答えたらいいのかわかりません。
前までは、『大丈夫ですよ。』と私は答えてました。
そのように答えることにより、相手の方は、見た目も健康にみえるし、本当に私の体調が大丈夫と思ってしまい、多少の無理させてもいいかなと思ってしまいます。
やっぱりいつも大丈夫なわけでもないですし、健康な時に比べたら明らかに体に違和感を感じるときが多いです。無理は禁物です。自分ができるだろうではなくできることをしないといけません。
なのでしばらくは、『今は大丈夫ですね。』という微妙な答えをしていました。
今日は大丈夫ではなく今現時点が大丈夫という感じです。
でも、人は自分が思っているよりも話が伝わっていません。
『今は大丈夫ってなに?』
『いつなら大丈夫になるの?』
『結局大丈夫ってことでいいのかな?』
相手にも戸惑わさせること言ってるんだと思います。
こういうことがあったので医師に相談したら、
『大丈夫と言ってしまうのはあまりよくないですね。しっかりと相手にも理解してもらって、私は今こんな状態でここまでは大丈夫です。とハッキリと答えるように。大丈夫ですと言ってしまうとみんなが期待してしまいますよ。』
と言われました。
期待に応えられない体調のときがあるのは悔しいですが、いつも体調がいいわけでもないので仕方がないですね。
相手には自分が思っているほど伝わっていない
うまく伝わっていないかな、うまく伝わっていないかもしれないと思った時ほど、本当に伝わっていなかったりします。
察してくれていると思って、確認をせず、結果的に伝わっていなければトラブルになってしまいます。
言葉にしてもメールにしても相手がどう解釈するかまではわかりません。
簡潔に言わないとなかなか伝わらなかったりします。
しかし、持病のはなしを簡潔にしてしますと、
『人よりもちょっと下痢になりやすい人なんだな』
『胃腸が弱い人なんだなぁ』
ぐらいにしか思われません。
結構トイレに行く度に大変な思いを私はしているのですが、そんなことは他人にはわかりません。そして、ものすごく伝えにくいです。
少しずつ理解してもらうように今はちょっとずつ説明して、1割ぐらいでもわかってもらえるように、伝えたいことを簡潔にわかりやすく、でも大きな病気であることを伝えるためのメモや話す練習も必要だと思ってます。
今は正直まだ職場の上司には誤解されています。
なかなか話す機会もないですし、説明しても初めて聞くような病気だと、そんなに関心も持ってくれません。
面倒な顔をされてしまいますし、頑張って伝えても興奮してるからちょっと落ち着いて今度話そうとなってしまいます。
そんな事があったので、しっかりメモに伝えたいことは書いて、自分はわかっていても相手は全くわからないのだからと、一から伝えるようにしています。
見た目ではなかなか難病に見えないUCの説明は思ったよりも厄介です。
職場の人などに説明するときも、しっかりと自分の病気の事を自分自身が知ってから、簡潔に説明しましょう。
パニック障害の人との接し方について書いてます ↓
https://uluka-blog.com/panic-disorder/how-to-treat-people-with-panic-disorder/
UCの私の周りからの評判について書いてます ↓
https://uluka-blog.com/uc/uc-look/
まだの方はぜひ読んでくださいね。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
今日一日無事に過ごせたことに感謝です。