もくじ
病気を経験してない人に理解してもらうのは難しいこと
私も潰瘍性大腸炎(UC)になって、4年以上が過ぎました。パニック障害は3年近くになります。
どっちの病気がしんどいのかときかれたら、どちらの病気も私にはいつも恐怖と不快感と絶望感を与えます。
どっちが優先的にしんどいなんてありません。
両方辛いのです。
会社にはUCの事は言ってますが、パニック障害の事ははっきり言わず、医師からの診断書も自律神経失調症と書いて頂いてます。
医師もそう書く方が、会社側が勝手に誤解をして、私自信が苦しい思いをするのをわかっているから、それなら、広い意味で使える自律神経失調症にしておいた方がいいという理由みたいです。
実際パニック障害って名前は聞いたことあるけど、ただたんにパニックを起こしてあたふたするだけと思っている人も少なくありません。
会社にしっかり伝えることも大事ですが、病名とか変に伝えてしまうと勝手なことを想像され、誤解を生み私もストレスが溜まり、悪い方向に行ってしまう事が多かったので、ある程度は濁す方がいいのかなとも思いました。
知らないうちに私を傷つける
潰瘍性大腸炎もですし、パニック障害もですし、その病気になっただけで、病気の前に比べたら圧倒的に我慢することが多くなりましたし、大変でストレスもたくさん出てきますし、経験しないとわからない苦労なんてたくさんあります。
健常者の人たちは知らないうちに持病を持ってる私のような人たちを傷付ける事もあります。
健常者に何を言っても理解できないし、経験してないから想像もなかなかできないでしょう。
私も元々健常者だったので、その考え方もわかります。
こっちの気持ちを言ったとしても言い合いになったり、会社の上司なら
うまく説明できていないあなたが悪い!
と言われかねません。
実際私も何度も説明してますが、それでも、ほんの少しでも理解してもらえたというのはないです。
- やっぱり根性が足りていない
- 精神的にダメだから病気になったんだ
- 甘えているだけじゃないのか?
- そんなにしょっちゅうお腹痛くなるわけないだろ!
そういった事で話をまとめられてしまい、悔しい思いをすることが多いです。
そうなってしまうと、何を言ってもダメだし、話すだけ私のストレスも溜まり、そして、そのストレスでまた体調を崩したりもしてしまいます。
病気になった事もない方に、病気の人の気持ちはずっとわからないと思います。
だから理解してくれないのも当たり前であり、今後もそういった話し合いで嫌な気持ちにもなると思います。
相手が間違った考えで私に意見を言い、心ない言葉を言ってきても、ほとんど我慢しますが、時には私も反論します。
でも、相手はそれが正しいと思ってるから、反論されると頭にきてしまいます。
何を言われても気にしない事が大事。
それはわかっていても、なかなか難しい事ですよね。。。
メンタル面でもっと強くならないというのは正しいと思います。
ただ、それは上司が言っているメンタル面と私の思っているメンタル面とは違います。
私は傷付けられる事に対して、いかにストレスを溜めないように、この病気と向き合っていくかというメンタル面を強くしないといけないと思ってます。
家族ですら傷つけることもある
家族が理解してくれないから
困る、辛い、どうしたらいいのかわからない。。。
って言う人もいますが、よく見ている家族ですら、なかなか理解をすることができないものです。
薬の副作用で気持ち悪い時も、
『大げさに言ってるのかな?』
と思っていた時もあったみたいですし、
身体が怠くて動けない時も、経験ない人からしたら、
『なにゴロゴロと横になってるの? 気持ちがちゃんとしてないから怠いんでしょ⁉ 動いたら少しはよくなるんだから休んでばかりいないで。』
こういった事は言われてしまいますし、私は言い合いになるほどの力もなかったです。
本当に身体が怠くてそれどころじゃなかったから。。。
身内でもそうなら他人なんてもっともっと理解してくれないですよね。。。
同じような病気の人とSNSで関わる
普段はなかなか同じような持病持ってる人に会う事なんてありません。
パニック障害であると言ってる知り合いも特にいませんし、UCの方も数名しか知りません。
SNSを使うと思ってた以上に同じような病気の方がいます。
その人たちに愚痴を言ってみたら、ものすごく共感してくれます。
なので、UCならIBDの方たちとSNSで知り合って、お腹が痛い時や症状が悪い時の情報交換や悩みを打ち明けたり、逆に悩みを聞いたりでき、その悩みも理解している分、真剣に考えてくれますし、私も真剣に考えます。
パニック障害も同じで、SNSでメンタル面しんどい時に愚痴を言うと、同じ境遇の人達はすごく優しく愚痴を聞いてくれます。
私はSNSを使ってこういった人たちに出会い、今は日常でたくさんのストレスを抱えているにもかかわらず、辛いことを乗り越えて一生懸命楽しく生活をすることができます。
私の希望
私が経験した持病の事もっと多くの方に知ってもらいたいし、全部を理解されないのは十分にわかってます。でも、それでもほんの少しでも、知ってもらえたらいいなと思ってます。
難しい事は、医療関係の方のホームページなどをみてもらえたらいいと思います。
私はこの二つの持病の苦しさ、悔しさを持って生活している日常、経験を簡単に書いて、ちょっとだけ理解するきっかけとなったらいいなと思っています。
潰瘍性大腸炎とはなんだろう。 ↓
https://uluka-blog.com/uc/my-daily-life/
パニック障害とはなんだろう。 ↓
https://uluka-blog.com/panic-disorder/what-is-panic-disorder/
私の持病である2つの病気について書いてます。
まだの方はぜひ読んでくださいね。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
明日からもがんばっていきます。