潰瘍性大腸炎の再燃のきっかけ

潰瘍性大腸炎の再燃のきっかけ

私はこの夏で潰瘍性大腸炎(UC)を発症して4年になります。
この病気の事は、医師から診断されるまで恥ずかしながら全く知りませんでした。そのときに、安倍晋三首相も同じ病気という事を知ったほどです。

それまでは、人並みにおなかが痛くなることはあったと思いますが、特におなかの悩みも持っていなく、むしろ強い方だったと思います。

すぐにおなかが痛くなる友人もいたのですが、

『しょっちゅうおなか痛くなる人だなぁ。そんな痛くなるか!?』

と思うぐらい、どちらかというと理解していなかった側の人間でした。
その時の友人には本当に理解してあげられなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今回は発症から4年経ちまして、常に再燃( 一時的または長い期間引き続いて軽快または消失していた疾病が、再び悪化または出現してくること)の恐怖に悩まされながらいる私が思う、再燃のきっかけを書きたいと思います。
個人差がありますし、私的意見ですのでその点はご了承ください。

UCの再燃のきっかけ

よくある再燃のきっかけ

食あたり

一般的には水分の多い液状便またはそれに近い状態の便を、たびたび排出する状態を下痢とよんでいます。

正常な有形便の水分含有量は70~80%です。水分量が80~90%になると泥状、90%以上になると水様になります。

潰瘍性大腸炎の人はただでさえお腹が弱くなっています。
お腹の調子が悪いと思ったときは、いつもとは違う消化の良いものを食べましょう。食あたりしそうだなと思ったものは避ける方がいいです。
ちょっとしたことが再燃に繋がる可能性があります。

ちょっとおなかの調子がおかしいなと思ったら、食べたいと思っても我慢して、無理のない消化の良い、おかゆ、すりおろしりんご、柔らかく煮込んだ野菜などを食べましょう。

過労やストレスの貯蓄

寛解期には特に制限する必要はありませんが、過労やストレスで再燃することもありますので、無理をしないようにしましょう。

最近残業多くて疲れたまってるな、なんかストレス感じるなと思ったら、なるべくそれらから避けるようにしましょう。

会社によってはなかなか理解されない事もあるかと思いますが、自分の体のことなので相手にはあまり伝わっていません。自分から相手にわかるように、行動することも時には大事です。

風邪やインフルエンザ

どのような方でも体力が低下していると、風邪をひきやすくなります。

潰瘍性大腸炎やクローン病の方々の中には、ステロイドや免疫抑制剤を服用している方もおられます。(私も免疫抑制剤を使っています。)

これらの薬剤は免疫反応を低下させることにより、症状を抑える反面、感染しやすくなることもあり、注意が必要です。

風邪やインフルエンザで調子を崩して、再燃に繋がるケースもありますので、日常の手洗いやうがいなどの予防対策は忘れないようにしましょう。

原因なく再燃

原因なく突然再燃することもあるみたいです。
こればかりはどうしようもないですね。
普段から食生活や感染症予防、ストレス対策していてもなってしまう事もあるみたいです。
ちょっとした症状も気になるならすぐに主治医にご相談ください。

私が再燃したとき

私はUCになって一年ぐらいは、ずっとお腹痛いのと、熱が出たり下がったりと、下痢と下血に悩まされました。

その後は、一時期調子がよくなり、寛解状態までいきましたが、仕事でのストレスと食あたりが原因でまた腹痛、下痢と下血で再燃しました。

あれから、半年以上経ちまして、一応医師からは寛解したと診断されましたが、いつまた再燃するかわかりませんし、下血や熱が出る頻度は下がりましたが、それでも、お腹が痛いとか下痢には今でも悩んでいます。

いつも感染症予防など気をつけていますが、風邪が流行っているときや、インフルエンザが流行っているときなどは、必要以上に注意しています。

寛解になったからといって決して、病気から逃れられたわけでもないので、しっかりとこの病気と向き合って、これからも健康には気を付けながら生活していきます。

潰瘍性大腸炎について書いています 

https://uluka-blog.com/uc/what-is-ulcerative-colitis/

私が入院していた時の事を書いています 
https://uluka-blog.com/uc/suddenly-i-was-hospitalized/

まだの方はぜひ読んでくださいね。

今回は、潰瘍性大腸炎の再燃について書きました。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

今日充実した一日を送れたことに感謝です。

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