もくじ
名前は似てるがパニックとパニック発作は違うもの
自分でも最初はわからないもの
名前のせいだろうか、パニックを起こす性格というふうに間違って捉えられてしまうことがよくある。
それも一つの個性だからと言われたこともあるけど、
個性で過呼吸とか心臓ドキドキとか吐き気がするのってなんかちょっと違うような気がする。
私は病院に行ってパニック障害と診断されたのですが、
私自身それとは違うんじゃないと当時は思ってしまいました。
パニック状態になっているわけじゃなくて、心臓が止まりそうなぐらいに動悸が激しくて、
息苦しくて酸素が足りてないような感じがして、激しい悪寒がしたり、
とりあえず過呼吸なこともあって呼吸ができない。
それってパニック障害なの?
そう名前がそんな感じだから私自身もパニックとパニック障害をわかっていなかったのです。
当時は心臓か肺に異常があるか、もしくは脳腫瘍など脳の異常なのではないかと心配しました。
突然の症状だったのでとりあえず原因のわからない症状に焦っていたのを今でも覚えています。
最初に症状が出たときは呼吸がうまくできてなくて、
救急車を呼んで病院に運ばれるまで酸素吸入してもらっても足りない感じがして。
それでも、救急隊の方々はしっかりと酸素は足りているから安心してと言ってくれていて。
自分は呼吸困難で辛いけど実際は違うという矛盾も生じていて。
色々と何の病気か不安になってしょうがなかったです。
結局は救急で運ばれたところでは原因はわからなくて、
ここでは異常がないとしか言えないので、心療内科にでも行ってくださいとだけ言われて、
救急で運ばれたのが夜の8~9時ぐらいで深夜3時ぐらいにタクシーで帰らされました。
そのあと別の病院(心療内科)でしっかりと親身になって話を聞いてくれて、
パニック障害という病気について詳しく教えてもらって、
そういう病気もあるんだということを知りました。
芸能人など有名な方も何人もパニック障害になられている方いますよね。
パニック状態になりやすい、緊張しやすい、あがり症で具合が悪くなっていたのかと思っていました。
パニック、パニック発作、パニック障害の違い
![](https://uluka-blog.com/wp-content/uploads/2023/01/fear-5462288_1920-1-1024x653.jpg)
『パニックとは。』
一般に不安や恐怖で頭が混乱した時に使われる心の状態を表します。
日常の中で自然とつかわれる言葉なので誰もがわかることですね。
『なんか緊張してパニックになりそう。』
『課題が難しくてパニックになっちゃった。。』
こんな感じに使いますよね。
『パニック発作とは。』
ある時突然、過呼吸、心臓がドキドキする、吐き気、めまい、ふらつき、手足のしびれや寒気などと共に、
激しい不安・恐怖感がでてくる身体症状のこと。
『パニック障害とは。』
パニック発作に加えて、またパニック発作が起こるのではないかという予期不安が伴った場合に診断される、
病名としての言葉。
それぞれ全く違うもの
同じパニックという名前がついていますが、
実はそれぞれ違います。
パニック発作とパニック障害は結びつきがあることが多いですが、
パニックはまた違いますね。
心療内科でパニック障害と診断されるまでは、
自分で病気を認めることができなかったですが、
こうやって違いを説明してもらって、
似たような名前でも全然違うことを意識しますとわかりやすかったですし、
今後の治療についても前向きに捉えることができるようになりました。
パニック障害の症状や自分の起きた時の事は前回書いてますので、
そちらの方もまだの方は読んでくださいね。
パニック障害ってなんだろう。。。↓https://uluka-blog.com/panic-disorder/what-is-panic-disorder/
うるかのトウミ
ひとつの個性だからというものでもない
![](https://uluka-blog.com/wp-content/uploads/2023/05/SEP_329915201730_TP_V-1024x682.jpg)
『それも一つの個性だからと言われたこともある。』
最初にもこの点について触れていますけども、
この言葉を言われると結構傷つく人もいます。
少なくとも私はかなり傷つきます。
個性で心臓が飛び出そうなぐらいに動悸が激しくなる。
寝ている時も呼吸困難で突然起きて頓服を飲んだり呼吸を整えたり、
激しいめまいや悪寒がしたりなんておかしいですよね。
これは症状であって病気です。
個性のひとつっていうのは、焦ってパニックになりやすい人みたいな、
性格のひとつの話じゃないのかなと思います。
そう、名前にパニックがついてしまっているからかなり勘違いされやすい。
そこがやっぱり問題のひとつかなと私は思いました。
どこからが治ったとかわからない病気でありますが、
うまく治療をしたら症状が全くでなくなった人、
ほとんどでないようになって日常生活を以前ように過ごすことができるようにもなります。
克服まで数か月から数年かかることもありますし、
私自身は今はしっかりと診てくれる主治医のおかげで本当に時々パニック発作が起こるとはいえ、
薬も飲まなくてもいいぐらいに日常生活を過ごすことができるようになりました。
症状が出ても頓服を飲んで呼吸を整えたらだいたい15分もあればなんとかなるぐらいにはなっています。
さいごに
![](https://uluka-blog.com/wp-content/uploads/2023/05/knitting-4639828_1920-1024x683.jpg)
私がここで伝えたかったのは、名前によって勘違いされている事が多かったので、
なんとか違いだけでもわかってもらえたらなと強く思ったからです。
それはあなたの性格だから甘えだからとかどうたらこうたらと、
そんな風に言われている方をSNSで拝見してとても悲しい気持ちになりました。
私自身も自分がなるまでわからなかった病気ではありますので、
無知であったわけですから完全に攻めることもできないですので、
この記事を読んでくださった方が一人でもわかっていただけたらなと思います。
パニック障害の原因を考える
うるかのトウミ
アメブロ『うるかの日常』
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病気を理解してくれる人は貴重。↓
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ここまでお読みいただきありがとうございました